簿記の勉強を開始する前に、あるいは、勉強したくないときは、
ちょっと電卓で遊んでみましょう。
ちょっと電卓で遊んでみましょう。
遊ぶというか、ちょっと使って電卓に慣れておこう、
というのが目的ですが。
というのが目的ですが。
電卓を買ったら、まず、右手でたたくか、左手でたたくか決めてください。
「え? ふつうは利き腕側でたたくでしょ?」と思うかもしれませんが、そうでもありません。
特に会計士や税理士の試験会場では、右利きの人が左手でたたいています。
右利きの場合、右手で鉛筆をもって書くから、左手で電卓をたたいたほうが、鉛筆を持ち替えなくていいから、ラクだよね、というのが理由ですが、さらに資料をめくったりもするので、本当のところ、どちらがラクではやいのかはわかりません。
右手でも、左手でもどちらでもいいけど、早く電卓に慣れるのが一番いいので、最初に決めてください。
こだわりがなければ、利き腕と逆の手(右利きの人は左手)で、まずはやってみましょうか。(やりづらかったら、かえてください。)
ここからは、「左手で電卓をたたく」を前提で話を進めます(しかもカシオ電卓前提です。シャープの人、ちょっと違うところがあるかもしれませんがご了承ください)
まず、人差し指、中指、薬指の3本で電卓の表面を撫でてみましょう。
なにか感じませんか?
真ん中の「5」のところ、ボコッとしていますよね。
これ、「真ん中の「5」ですよ」マークです。
次に「1」「2」「3」に、それぞれ「薬指」「中指」「人差し指」をおいてみてください。
そして、「1」「2」「3」、「1」「2」「3」、「1」「2」「3」とたたいてみます。ピアノを弾く人は割と簡単にできると思います。
で、クリア「AC」を押して「0」に戻します。
「1」「2」「3」が終わったら、こんどは「3」「2」「1」、「3」「2」「1」、「3」「2」「1」
で、クリア「AC」を押す。
そんな感じで「4」「5」「6」→「6」「5」「4」、「7」「8」「9」→「9」「8」「7」も。
少し慣れてきましたか?
この、人差し指、中指、薬指の3本(基本の3本指)を使ってたたくのがおすすめです。
そしたら、次は「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」「8」「9」をおしたあと、「00」と「0」をおしてみましょう。
わたしは「00」は中指、「0」は薬指で押していますが、これもやりやすい形でいいです。
ただ、試験、特に上級の試験(1級や会計士、税理士)では、「123,400,000」といったように、「00」と「0」を組み合わせて打つ必要がある(そのほうがはやい)ことが多いので、「00」は中指、「0」は薬指と決めて、慣れておくと、「1234」と打ったあと、「中指(=00)」「中指(=00)」「薬指(=0)」とテンポよく打てるかも・・・。
次に「+」を使ってみましょう。
基本の三本指で「1」「2」「3」を押して、「+」を押します。
「+」の位置がちょうど親指の位置にあり、さらに親指で押しやすいくらいに大きいので、親指で押す人が多いようです。(私は親指は使いませんが・・)
そして、「4」「5」「6」を押して、「=」を押します。
答えはどうでもいいです。(電卓に慣れるための練習なので)
こんな感じで、勉強を始める前の1、2分、電卓で遊んでいたら、少しずつ慣れて、そのうち、電卓をみなくても早く打てるようになると思いますよ。ピアノのレッスン前のバイエルだと思って、やってみてください。
(ただし、電卓が早く打てても、答えが正しくなければ意味がないので、そこはお間違えなく!)
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