ど~も弟子です。

日商簿記2級については今年から試験区分の改正が反映された試験がスタートしました。

未知数な部分が多く、何かと対策のしにくさが目立つかと思います。

このような、試験の変換期だからこそ、戦略的な学習が必要になってきます。

そこで、今回は、直近の日商簿記試験を踏まえたうえで次回、日商簿記2級試験に向けた学習プランを紹介していきます。

直近の試験傾向

ここ数回の日商簿記2級の傾向ですが

商業簿記は、資料の読み取りに苦戦する問題が出題され、思うように得点を稼ぎにくい傾向にあります。

一方、工業簿記について基本的な内容が多く出題され点数を稼ぎやすい傾向にあります。

そのため、日商簿記2級に合格するためには、工業簿記でいかに高得点が取れるかがカギとなります。

日商簿記2級試験に向けた学習方針

工業簿記は基礎を徹底的に固めよう

商業簿記と工業簿記どちらから手を付け始めれば良いかと悩んでいる方がいましたら、工業簿記から勉強をすると良いかと思います。

以前は、3級の延長線上で取っ付きやすい商業簿記からが良いですよとアドバイスしていたのですが、ここ最近の傾向を考えると工業簿記の基礎を早いうちに固めたほうが良いです。

工業簿記を後回しにしてしまうと、本試験を向かえるまでに後ろの方で勉強する、直接原価計算や本社工場会計などが疎かになる傾向があるんですよ。(かくいう弟子も、日商簿記2級を勉強していたときに、工業簿記を後回しにして、ここら辺があやふやでした。)

今まででしたら、商業簿記で点数稼げばよかったのですが、工業簿記の出来が合否に直結する最近の傾向を考えると、それではマズイです。

なので、工業簿記について、基本的な問題であればどの分野が出題されても対応できるよう万遍なく勉強してください。

総合原価計算が出題されれば満点だけど本社工場会計が出題されたら0点といった偏った勉強はNGです。

商業簿記も基本が大事なのは同じ

さて、問題の商業簿記ですが、本試験の問題を見てみても、全部が全部難しいわけではなく基本的な知識で解答できる箇所を積み上げていけば合格点に届くようにはなっています。

ですので、重要となってくるのは、テキストに記載されている各論点についてしっかり理解していくことだと思います。逆に付け焼刃だと、ケアレスミスにつながり基本的な論点も間違えてしまいます。

まずは、1論点ずつテキストに書いてある論点を理解していくようにしてください。

簿記一巡をたまに思い返そう

ここ最近、試験委員が口すっぱく言っているのが、「簿記一巡の理解をしっかりしましょう」という点です。この前の3級でもそこを把握しているかが問題を解く上で重要な問題が出題されました。

特に、仕訳を総勘定元帳へ転記する作業は苦手とする方が多いので、たまにでよいので3級のテキストで簿記の一巡や総勘定元帳の記入方法を思い出すようにしましょう。

新論点と既存の論点のバランス

143回・144回では、新論点からの出題は商業簿記のうち2割程度でした。新論点は多くても3割程度と言われていましたから、概ね想定内の出題比率となっています。

この傾向は続くでしょうから、始めのうちは、新論点ばかりに意識を集中せずに既存の論点も万遍なく学習するようにしてください。

合わせて読みたい記事

【145回日商簿記2級】すぐに勉強をはじめた方が良い理由

日商簿記2級、3級、教材の選び方(1)