さきの日曜日は日商簿記試験でしたね。
受験された方、お疲れ様でした。

日商簿記3級はまあ、合格しやすい問題、日商簿記2級はう~むちょっと難しい問題、、、でしたかね。

・・・というわけで、本試験問題について。

【日商簿記3級の総評】

第1問 仕訳問題

1.旅費交通費と引出金
2.商品券
3.手形の割引
4.土地の購入
5.預り金の処理

仕訳問題はスタンダードな問題だったので、4問以上は正解できると思います。

第2問 勘定記入

支払利息勘定と未払利息勘定の穴埋め。

こちらもよく出題される問題です。
取引の仕訳をして、勘定に記入します。
決算において、費用の勘定である支払利息勘定から損益勘定に振り替える処理とか、、、覚えていましたか?

第3問 合計試算表の作成

取引の仕訳をして、集計して、試算表に記入するといった、スタンダードな問題。

こちらも集計ミスに気をつければ高得点を狙えますね。

第4問 用語記入(選択)

問題文にあてはまる用語を語群から選んで記入する問題。

語群の数も少ないので、問題としては簡単なものですが、最後の「修繕により機能が向上して価値が増加した場合は(④建物)勘定を用いる」というところ。2級ではおなじみの資本的支出ですが、3級での出題なので、難しく感じたと思います。
ですが、ここだけなので、全体的にはまあ、ふつうかな?

第5問 精算表の作成

精算表が出題されると、安心しますね。
現金過不足の原因について、「盗難だった」という、あまり出題されないパターンですが、処理の仕方が丁寧に記載されていたので、指示通りに仕訳すれば難しくありません。
それ以外は、いつもどおりの問題(・・・ってどんなだ?)でしょうか。

全体的に3級はやさしかったと思います。
合格率でいうなら、40~50%くらいではないでしょうか。

【日商簿記2級の総評】

第1問 仕訳問題

1.固定資産の割賦購入
2.吸収合併
3.満期保有目的債券の取得
4.サービス業の処理
5.本支店会計
しいていうなら、2の吸収合併。

吸収合併の仕訳で、よく見るのは「のれん」、つまり借方に差額が生じる場合の処理なのですが、今回は貸方に差額が生じる場合の処理でした。この場合は「負ののれん発生益」という勘定で処理します。

第2問 株主資本等変動計算書

仕訳をして、株主資本等変動計算書に記入する問題です。

株主資本等変動計算書の記入自体はさほど難しくないと思いますが、その他有価証券評価差額金のところ、期首の再振替仕訳とか、、、え?取得原価はいくらなの?とか、ちゃんと考えると迷宮入りしそうになるのですが、「当期末の時価1,530,000円から前期末の時価1,350,000を差し引いて、当期変動額は180,000円!」と出しても答えは同じなので、まあ、まあ・・・。

第3問 貸借対照表の作成

貸借対照表の作成なのですが・・・、これは難しいですね。
特に、固定資産の減価償却と税金の処理が難しいですから、部分点で稼いでいくのがいいですね。 難しい問題が出てきてしまうと、気分がなえますが、「これは難しい問題なのだから、できるところだけ取ろう」と気分をサッと変えて、解けるといいですね。

第4問 製造間接費の部門別計算

これは、よく出る、標準的なパターン。
ここで高得点を!

第5問 全部原価計算と直接原価計算の損益計算書

全部原価計算の損益計算書から直接原価計算の損益計算書に作り替える問題。

全部原価計算と直接原価計算の違いは、固定費の扱いでしたよね?
そこに注目して、資料で不明となっている全部製造原価の1個あたりの固定加工費を計算し、原価を変動費と固定費に分けて、こんどは直接原価計算の損益計算書を作っていきます。

ちょっと見慣れないパターンの出題なので、少し難しかったかもしれません。

2級は第3問が結構、難しかったので、合格率はやや低めかなあ・・・20%とか、25%とか?

あ、そうそう。
受験したけど、自己採点はまだ、という方は専門学校の解答速報で自己採点をしておきましょうね。
ちなみに、いつもお世話になっているTACさんの解答速報はこちらです↓