ど~も弟子です。

日に日に暑くなる毎日ですね。

それに直前といっても、はかどらないこともあります。

そんなときは、思い切ってリフレッシュしてみるのはいかがでしょう。

さて、今日はみなさんが苦手意識をもたれそうな日商簿記3級の範囲の知識整理の確認2回目です。
3回目まで実施する予定なので、知識に不安がある方は、是非、通して読んで下さいね。

《現金の帳簿残高と実際有高のズレ》

現金の収支は毎日記録されます。

ですが、帳簿に記録した現金の残高(帳簿残高)と手許にある現金の金額(実際有高)が同じにならないことがあります。

こういうズレを何ていうか覚えてますか?




【現金過不足】

です。


その現金過不足、原因が判明することもあれば、判明しないまま決算を迎えることもあります。

判明しないまま決算を迎えた場合、放置したまま財務諸表に反映することは正しくありません。

あくまで、現金過不足勘定は一時的な科目だからです。
そのため、修正をする必要が出てきます。


では、原因が判明した場合、判明しないまま決算を迎えた場合の適切な会計処理わかりますか?

原因が判明した場合、正しい勘定科目で処理を行う。
つまり、原因が判明した分の現金過不足を減少させ、該当する勘定科目に振替えます。

一方、原因が判明しなかった場合、決算日において、雑損(費用)または雑役(収益)として処理します。

では、決算日に現金過不足が実際にあった場合を考えてみましょう。

まずは

【現金過不足の原因が判明した場合】

「決算日において、現金過不足(借方)が200円ある。現金過不足の原因が通信費と判明した。」

 (借)通信費 200  (貸)現金過不足  200


続いて、

【現金過不足の原因が判明しなかった場合】

「決算日において、現金過不足(借方)が200円あり、原因は判明しなかった。」

 (借)雑損 200  (貸)現金過不足 200

現金過不足の原因は、費用・収益項目に限らず、資産・負債・純資産項目どの項目にでも関わってくる可能性があるので問題文をしっかりと読みましょう。

《税金の支払い》

日商簿記3級の対象は個人商店。個人商店は出資者が店の店主ですから、お店のお金を自分や家族のために使うこともできちゃいます。

そうなると、お店のために使ったのか、それとも、個人のために使ったのかによって会計処理が分かれてきます。

特に問題となりやすいのは、税金の支払い。

店主が個人の税金を支払った場合、店舗に係る税金を支払った場合、区別することできますか?




店主個人の所得税や住民税などを店の現金で支払った場合は、資本金(純資産)又は引出金で処理を行い、事業に係る分(店舗分)、例えば印紙代、店舗の固定資産税、自動車税、は租税公課(費用)で処理を行います。

では、具体的に見ていきましょう。

【店主個人の税金を支払った場合】

「店主個人の所得税200円を店の現金で支払った。」

 (借)資本金又は引出金  (貸)現金  200

店主個人の税金の支払ですね。

ポイントは、店主個人に係るものを店のお金で賄ったというところ。

もし、店主個人がプライベートのお金で支払ったのなら、会計上、とくに会計処理をおこなうことはありません。
問題文の文言には注意してくだい。

次に、

【店舗に係る税金を支払った場合】

「店舗の固定資産税200円の納税通知書が送付されてきたので、現金で納付した。」

 (借)租税公課 200   (貸)現金200

となります。

《代金の後払い》

個人商店を営んでいて、いつもニコニコ現金払いということは中々考えにくく、代金後払いの約束で買うこともあります。

代金後払いの約束は、2つあります。



【買掛金と未払金】

ですね。

商品を後払いで買った場合は買掛金で、商品以外のものを後払いで買った場合は未払金で処理を行います。
商品以外のもの、例えば、建物や有価証券を考えてくれると分かりやすいと思います。

では、具体例を見てみましょう。

「商品を200円で仕入れ、代金は後払いとした。」

 (借)仕入 200 (貸)買掛金200

「備品を200円で購入し、代金は後払いとした。」

 (借)備品 200 (貸)未払金200

となります。

【買掛金】と【未払金】

の処理区別できましたか?

《商品券》

買い物時、商品券を利用されるお客様も多いと思います。

では、お客様から商品券を受け取ったとき、どのように処理をするか考えてみましょう。

この時、注意して頂きたいことは、商品券はどんな種類があったかということです。




まずは、 

【商品券と他店商品券-受取時】

商品券を受け取った場合、あとで商品を引き渡さなければならない義務がなくなるため、商品券(負債)の減少として扱います。

他店商品券を受け取った場合は、あとで発行元に買い取ってもらうことができるため、他店商品券(資産)として扱います。

そして、次に考えるのは、

【商品券と他店商品券-精算時】

他店商品券は後に発行企業にその商品券を買い取ってもらえる権利が発生します。

通常、商品券の交換会で交換(精算)します。
このとき、自社の商品券をもっている他の企業も来ていることをイメージしてみてください。

どのような会計処理が考えられますか?

当店が保有する他店商品券と他店が保有する当店の商品券を交換(精算)した場合、他店商品券(資産)の減少として処理するとともに、商品券(負債)の減少として処理します。
また、商品券と他店商品券との差額は現金などで精算します。

では、基本的な問題を通して商品券の受取時と精算時の流れを確認しましょう。

まずは、

【商品券と他店商品券-受取時】

「商品400円を売り上げ、商品券100円と他店商品券200円と現金100円を受け取った。」

 (借)商品券  100  (貸)売上  400

 (借)他店商品券 200

 (借)現金 100

商品券の受取時の処理を踏まえ、次に考えるのは商品券の精算ですね。
では、

【商品券と他店商品券-精算時】

「他店商品券200円と、他店が保有する当店発行の商品券160円を交換し、差額は現金を受け取った。」

 (借)商品券160  (貸)他店商品券200

 (借)現金40


さて、第2回目はいかがだったでしょうか。

次回3回目までに2回分の復習が終わっていると、スムーズに学習が進むので、ぜひ早いうちに復習してくだい。