ど~も、弟子です。

「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉どおり、お彼岸が過ぎてからは、東京はすっかり過ごしやすい気候になりましたー

やっぱり、昔の人の言うことはよく当たりますね!

…と、昔の人のことばかり振り返っていられません。そう、宅建受験生は!

みなさん、最新の統計情報をチェックできていますか?

以前、こちらのページ
で、「宅建士Vクラブ」登録はがきに記入して投函していただくと、統計情報を含む法改正情報冊子が届くとご案内しました。

ご利用いただいた方も、そうでない方も、統計に関する知識をチェックしていきましょう!

今日は、ズバリ「増えたか減ったか」に絞って見ていきます。

土地取引の動向

まずは土地取引の動向です。

平成28年の売買による土地の所有権移転登記の件数は、前年と比べてどうなっているでしょう!?増えてる?減ってる?それとも横ばい?



増えてます

129万件(前年比0.3%)で、2年連続の増加となりました!

地価公示

続いて地価公示です。

平成28年1月以降の1年間の地価は、全用途平均でどうなっているでしょう!?上昇?下降?それとも横ばい?



上昇してます

頻出の統計なので落とさないでくださいね!

全国平均では、全用途平均で2年連続の上昇でした。

用途別では、住宅地は去年の下落から横ばい(0.0%)に転じ、商業地は2年連続で上昇していました。

ちなみに、三大都市圏・地方圏平均で見ると、住宅地・商業地の別を問わず、三大都市圏では、地価が上昇(4年連続)、地方圏では地価が下落(25年連続)しています。

住宅着工統計

続いても頻出の統計です。

平成28年の新設住宅着工戸数等は、前年と比べて増えてる?減ってる?それとも横ばい?



こちらも増えてます

持家・貸家・分譲住宅のいずれについても増加しています!

全体では2年連続の増加でした。

指定流通機構の活用状況

今年はわりとポジティブな統計が多いですね。

では、平成28年度の指定流通機構の新規登録件数は前年度と比べて増えてる?減ってる?それとも横ばい?



これは減少しています!

初めてネガティブな統計ですね。

前年度比7.4%減少し、内訳を見ても、売り物件(前年度比3.6%)、賃貸物件(同8.9%)となっています。

法人企業統計

ここで、ちょっとややこしい統計の紹介。

平成27年度の不動産業について、①売上高と②経常利益、それぞれ増収となったか、減収となったかどちらでしょうか?



これは、①売上高については増収でしたが、②経常利益については減益という結果でした。

試験できかれた際には、どちらを問われているかを確認してくださいね。

宅地建物取引業者に関する統計

同じくちょっと間違えそうな統計。

①宅建業者の数と、②宅建業者に対する監督処分件数は増えたでしょうか?減ったでしょうか?



これは、①宅建業者の数は2年連続増加(大臣免許・知事免許のいずれも増加!)、②監督処分件数は減少しています。

統計の問題は、何を聞かれているかの確認をしっかりしましょう!しっかり覚えたのに、うっかり間違えなんて笑えませんからね。

不動産価格指数

住宅価格指数とは住宅価格のデータをもとに、その価格の変化の推移を指数化して表したものです。

不動産価格指数(住宅)のうち、全国のマンション指数はプラスでしょうか?マイナスでしょうか?



これはプラスです。

なんと2013年3月分より2017年1月分まで47ヶ月連続でのプラスらしいですよ。

土地利用の動向

最後に、ここまでは数の増減ばかり見てきましたが、ここだけは数字を覚えましょう。

①平成27年度における国土面積は約3,780万haであり、森林及び農地で約8割を占めています。

宅地は約193万ha。道路は約139万ha、水面・河川・水路は約134万haとなっています。