弟子です~
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋
なんか、秋っててんこもりですね
弟子は…食欲かなぁ、試験後の自分へのご褒美を決めて、ラストがんばってください( ゚∀゚)っ
解答読めば当たり前のことも、いざ、自分が問題を解くと・・・、ってこと、ありませんか?
日商簿記2級に限らず、日商簿記3級でも、ともすれば日商簿記1級でも同じことは起こりうるわけで…
今日は、そんなところから具体的に【未処理事項と決算整理事項】からと、もう1つは、工業簿記から【標準原価計算】について書きますね( ^ω^)
では、いってみましょう。
【未処理事項と決算整理事項】
たくさんの情報が問題にあると、どこから正しく手をつければよいのか、悩むことありますよね?
また、手のつけた場所によっては、解答数値も変わるってこともないことはないし…
そうなると、せっかく解いたのに点数にならないどころか…
とくに未処理事項が問題に入ってくると、もうねΣΣ(゚д゚lll)
なので、未処理事項が出題された時の意識としては、
①未処理事項を適切に処理、
⇓
反映
⇓
②決算整理事項を処理
たとえば、こんなパターンのとき
[前T/B]退職給付引当金 130,750円
[未処理事項]仮払金12,250円は当期中に支払った従業員の退職金であり、退職給付引当金で充当する。
[決算整理事項]期末に退職給付引当金として計上すべき残高147,500円が見積もられた。
この場合の、
退職給付費用と退職給付引当金を計算してみてください。
・
・
・
正解は、
退職給付費用29,000円
退職給付引当金147,500円です。
[未処理事項]
(退職給付引当金)12,250(仮払金)12,250
[決算整理事項]
(退職給付費用)29,000(退職給付引当金)29,000
*見積額147,500円-(130,750円ー12,250円)=29,000円
これ、未処理事項を読みとばしたりすると、仮払金の処理を忘れて、
147,500円-130,750円=16,750円なんて、こともあるんです。
答えを見れば、あっ!!てことも、解答中だと気づかなかったり、飛ばしたり、どっちから先に処理するか分からなくなったりすることも。
これは、どの級を受けるとか関係なく、全ての試験にあてはまるので、特に注意してくださいね。
【工業簿記の標準原価計算】
商業簿記ばかりだとあきちゃいますもんね
それに、最近の日商簿記2級の傾向は、商業簿記が難しく、工業簿記で比較的点数を稼ぐ傾向なので、補足としても役にたつかなって内容を
標準原価計算の製造間接費の差異の種類は、予算差異、操業度差異、能率差異ですね。
では、能率差異を2つに分類できますか?
変動費能率差異と固定費能率差異ですね。
まとめると、
①予算差異(=実際発生額-予算許容額)
②変動費能率差異(=(標準操業度-実際操業度)×変動費率)
③固定費能率差異(=(標準操業度-実際操業度)×固定費率)
④操業度差異(=(実際操業度-基準操業度)×固定費率)
の4つに細分化されます。
で、なんで整理をして欲しいかといえば
少し前に「能率差異は変動費のみで計算する」といった出題がありました。
となると、操業度差異を③+④で把握することになるんです。
こんな感じです。
①予算差異(=実際発生額-予算許容額)
②変動費能率差異(=(標準操業度-実際操業度)×変動費率)
③操業度差異(=(標準操業度-基準操業度)×固定費率)
問題文をゆっくり読めば正解にたどり着けるけど、やっぱり初めてみる形式は焦りますよね
今後は、このあたりも当たり前に問われる可能性高いので、注意しておきましょう。