日曜日は日商簿記試験でした。受験された方、お疲れ様でした!

問題が手に入ったので、内容のちょっとした感想を…

(2級の問題を見るとき、ドキドキするのはなんでだろう・・・)

【3級】

第1問 仕訳問題(20点)

どの問題も平易なものでした。2.の「発送費が先方負担」など、問題をしっかり読んでいれば4問は解ける問題だったと思います。

第2問 勘定記入(10点)

保険料勘定と前払保険料勘定を埋める問題です。

今年の保険料の支払額が10%アップしていますが、金額も与えられているので、まあ、ふつうに前払保険料を計算すればよく、さほど難しくもないと思います。

しっかり満点狙えそうですね。

第3問 合計残高試算表の作成(30点)

よくある、一般的な合計残高試算表の作成問題です。取引量は少し多いかな?という感じですが、基本的な取引ばかりなので、おちついてひとつひとつ仕訳していけば大丈夫、ですね。とはいえ、集計ミスもあろうかと思うので、1,2個の取りこぼしは仕方ないかな、、、。

第4問 文章の穴埋め問題(10点)

これは、ちょっとギョッとした人もいたかもしれませんね。でも、(2)買掛金元帳は「補助簿」、(4)3伝票制は入金伝票、出金伝票、そして「振替伝票」を用いる、の2つは正解してほしいかな、、、。それ以外は、語群があるし、なんとなく、あと1問くらい正解しているといいかなあ、、、という感じです。

第5問 財務諸表の作成(30点)

貸借対照表、損益計算書を作成する問題です。
決算整理事項は、ふつうレベルのものなので、減価償却費の月割りとか、そういったところを注意していれば、高得点取れているんじゃないかな、と思います。

ちょっと前は、財務諸表作成問題の回は、精算表作成問題の回に比べて、合格率が低くなっていましたが、最近はみなさん、財務諸表作成問題もしっかり練習しているようで、財務諸表作成問題だったからといって合格率が低くなるということもないかな、と。

問題自体、平易なものが多かったので、合格率は40%くらいじゃないかな、、、と勝手な予想。

【2級】

第1問 仕訳問題(20点)
  • (1) 電子記録債権の割引き
  • (2)社債(満期保有目的債券)の購入、端数利息
  • (3)建物の改修と修繕
  • (4)株式の発行
  • (5)リース取引

取引自体は非常に平易なものなので、この仕訳問題でしっかり正解しておくべき問題でした。

第2問 商品売買取引、固定資産取引に関する勘定記入(20点)

むむむっ、、、という感じですね。

商品売買取引にも、固定資産取引にも、外貨建ての取引がからんでいますし、ボリュームも多い。商品勘定(貸方)の記入は、移動平均法による単価計算が必要ですし、解答に時間がかかります。

難しい問題ですし、部分点をちょっと稼げればいいかな、という問題です。

でも、時間があったら、あとでまたゆっくり、しっかり解いておくと、力がつくと思いますよ。

第3問 本支店会計(20点)

本店の損益勘定を解答する問題です。

まあ、決算手続きの多いこと!

だから、、、本問をちゃんと解くと、、、「ちゃんと」というのは、未処理事項と本店・支店の決算整理事項を全部仕訳して、ということですが、、、それをすると、とても時間がかかります。

そこで、解答が求められている「本店の損益項目」だけに特化して、それに関する金額だけ拾っていく、というのが得策かな、と思います。

そういう解き方でいいのか?とも思いますが、試験時間というものがありますし、なんせ合格点を取ることが目的なので、そういったやり方も必要ですよね。

この問題は完答は難しいと思います。本店の損益勘定の「支店」と「繰越利益剰余金」以外についてしっかり得点しているといいかな。

第4問 仕掛品勘定と損益計算書の作成問題(20点)

直接原価計算による仕掛品勘定と損益計算書の作成問題です。直接原価計算なので、固定費については仕掛品勘定に集計しません。

全部原価計算での出題は頻出ですが、直接原価計算での出題だったので、戸惑った人も多かったと思います。

第5問 工程別総合原価計算(20点)

各工程に仕損が生じていますが、まあ、ふつうの問題。ここで満点をとっておきたいですね。

今回の2級は(も?)、全体的に難易度が高めですね。また、資料も多いなど、受験生、苦労しただろうな、、、と思うものでした。

第1問と第5問で満点とって、ほかでどれだけ部分点が稼げるかが合否の分かれ目になりますかね…。

合格率は低めかな、と思いますが、最近の受験生、結構よくできているんですよね。20%くらいかな・・・。

受験されたみなさん、お疲れ様でした!